こんにちは。よりみちねこです。

「奥様は、取り扱い注意」
日本テレビ/水曜夜10時
主演・綾瀬はるか



視聴率はとても良かったようだ。

そして最終話。
よりみちねこの予想通り、
元工作員の菜美(綾瀬)の夫・勇輝(西島秀俊)は、公安の人物で、菜美を見張っていた。
でも、その見張り方がよりみちねこの予想と違っていた。
菜美を危険から守っていたのではなく、
菜美がテロ行動を起こさないか、を見張っていた。

ご近所と友人たちの問題、事件を解決していくという、痛快ドラマだった。
単なる娯楽ドラマ、とも言えるが。
よりみちねこは、視聴者の頭と心に何かを問いかけてくるドラマのほうが好きだし、
いわゆる良質のドラマと言えるのではないか、と極めて個人的に思っているが、
一方で、楽しく何も考えずに鑑賞できるドラマも必要だ、と思っている。

最終話では、このところちょこちょこと影を見せていた極悪人・横溝(玉山鉄二)から
菜美の二人の友人(広末涼子/本田翼)を助ける。
菜美は、その行動を夫に止められたが、実行する。

横溝の今後がちょっと気になるところ。
そしてもっと気になるのは、
最後の最後、帰宅した菜美を待っていたのは銃を菜美に向ける夫。
画面は暗くなり、そして銃声音が……。
打ったのか?打たれたのか?どっちが?
分からない。
「なんというスリル、やっぱりこの人を愛してる」
という菜美のセリフで終わるので、
これは菜美にスリルを味あわせておとなしくさせるための夫の手法なのか?
とも思わないでもない。

何故かと言うと、
この最終話のなかで、夫のこういうセリフがある。
「キミが一番に追い求めてるのは、スリルだ。これまでの自分の人生を思い返してみろ。何よりもスリルを優先してきたはずだ」
「あえて炎に飛び込んでいくようなまねをする」

菜美が大事にしているのは、夫や友情ではなくスリルだ、と。
菜美は言葉を返す。
「あなたのこと、二の次なんて思ってない。あなたのためにカッコイイ私でいたいだけ。それのどこがいけないの?」

そして横溝の手下たちとの戦い。
全員を倒した菜美は、こう叫ぶ。
「わぁ~、きもちいい~!」
なるほど、夫の言う通りだったようだ。

これ、サイコパス(ソシオパス)の特徴だ。
スリルを味わう、人から賞賛される、勝つのが快感。
(そういえば「セーラー服と機関銃」で薬師丸ひろこも、銃を撃ちまくったあと「かいかん」と言っていた)
そのために人を貶めて犯罪者になったり、犯罪者にならなくとも、
学校や会社、隣人のなかにもそういう人はいて、苦しめられている人もいることだろう。
例えば、自分がいつも1番でないと満足しない人とか。あの手この手を使って人を踏み台にする人。
パワハラ、モラハラ、セクハラもこの部類と言って過言ではないだろう。

アメリカのTVドラマ「クリミナル・マインド」を観ていると上記のことはよく分かるし、
また、よりみちねこはつい最近、
「良心をもたない人たち」「他人を支配したがる人たち」
という本を読んだところだったので、上記セリフに敏感に反応した。
けれども、菜美のように本当に正義の味方としてそのパワーを発揮してくれるのであれば、
ありがたい、かも。

さて、続編があるのかないのか?
横溝が菜美のことを、自分たち側の人間だ、と言い残して逃げているので含みはある。

最後に、
本田翼、すっごく綺麗な女優ですね。
とくにファンではないが、演技もよいのでは?
超悪人から超善人まで、幅広い役がこなせそうだ。