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「正義のセ」日本テレビ水曜夜10時
主演/吉高由里子


第8話について
興味深いツィートを発見しました。

お笑い芸人の三村マサカズさん。 
@hentaimimura
正義のセ。8話観たんですけど、スッキリしないんすよね。轢き逃げした人気俳優を、庇うマネージャー。。でも。罪の重さ、身代わり。いろんな葛藤で、俳優は自首するんだけど。マジですぐに被害者を救急車に乗せようよ。死んでたらどうすんの!!一回止まったんだよね。観てみて。
せめて、被害者の役の方が、終わりの方に出て、そっちの物語どうでもいいんですけど。私の怪我をどうにかして。と締めくくるとスカッとジャパンだったかも。ドラマでの芸能人の話は、タレントが悪者。。。
私のドラマの見方は決してドラマなんだから。とか、諦めないですよ。自分たちもコントなんだからと造ってません。なので、ドラマなんだから。とか、諦めのいい若者風の返しは、気持ちわりーーと思っちゃう派です。
正義のセは毎回観てますよ。ちなみに。好きなんで。

この観点では全く観てませんでした。
たぶんちょっとお酒入ってのツィートかな、とは思いますが。

三村さん、意外とドラマ好きみたいで、以前も「ナオミとカナコ(フジテレビ2016年冬ドラマ)」放送中、ワクワク感をツィートしていた。
このドラマ、楽しみに視聴してるんだなぁ、というのがよく伝わってくるツィートだったと記憶している。

第8話のあらすじは、三村さんがツィートしている通りで、戦隊もので大人気となった今をときめく俳優が、つきあっている女優の家に行く途中事故を起こして逃げ、マネージャーに連絡。マネージャーが肩代わりで出頭する。
この俳優はマネージャーが手塩にかけて育ててきた、それゆえの行動。
マネージャーが俳優を思う気持ちと俳優の葛藤を、凜々子(吉高)の捜査が暴いていく。
このマネージャーと俳優、両方の気持ちもよく分かる。
どうしようかと戸惑う俳優とその俳優を守ろうとするマネージャー。これまでの二人の努力を水の泡にしたくない。

このドラマは、まさに「正義のセ」で、
正義はどこにあるのか、と同時に、故意にせよ過失にせよ罪を犯してしまった人と被害者の心のうち、が、凜々子の持ち前の正義感で明白になり、そして事件は収まり、裁かれるべき人が裁かれる。
不条理な感じで終わることは、今のところない。

おっしゃる通り、こういうときはすぐに救急車呼ばないと、です。
助かる命も助からない、という事態も招くわけで。
第8話では、俳優とマネージャーの間柄を描きたかったのでしょうから、そこは致し方ない、そもそも救急車呼んだらドラマが始まらないし。

ドラマでの芸能人の話は、タレントが悪者。。。
私はタレントではないのでその気持ち分かる、とは言えないが、
そちらのお仕事の人からすると、そこは気になるところなのでしょうか。
政治家はどこでもものすごく悪く描かれているけど、これは本当だから仕方ないか。

被害者の役の方が、終わりの方に出て、そっちの物語どうでもいいんですけど。私の怪我をどうにかして。と締めくくる
さすがに芸人さん。
こういうオチがあったら、ドラマはどんな雰囲気になるのかな、観てみたい気もする。

全然関連性も何もないのですが、
自身の運転による単独事故で亡くなった桜塚やっくんのことをふと思い出した。