よりみちねこのドラマカデミア

よりみち視点でドラマをアカデミアするよ。

2017年01月

こんにちは。よりみちねこです。


今日はまず、SFものを2つ取り上げます。
どちらも深夜ドラマ。


「リテイク 時をかける想い」 フジテレビ土曜深夜23時40分
筒井道隆/成海璃子 /浅野温子


タイムマシンを使って、2017年に戻ってきた未来人を取り締まる法務省民事局戸籍監理課の
課長・新谷真治(筒井)部下・那須野薫(成海)
2017年ではまだタイムマシンが開発されていないので、
やってきた未来人は帰ることができない。
そこで、保養所に収容し、そこで余生を暮らすことになる。

未来人たちは、さまざまな理由で戻ってくる。
共通の目的は、未来を変えること。
娘を殺した相手を殺しに来た父親。
結婚を阻止するためにやってきた夫婦。

自分が生まれたことで母親が死んでしまったという青年は、
母親を死なせたくないために、若き母に結婚しないよう、子供を産まないよう告げに来る。
このエピソードはとくに感動的だった。
まさに、もう元の世界へは帰ることはできないと命をかけてやって来る。
並々ならぬ思い。それを二人の戸籍監理人はよく分かっている。
分かっているからこそ切ない。


「増山超能力師事務所」日本テレビ木曜深夜11時59分
田中直樹/浅香航大/中村ゆり/柄本時生/平田敦子


超能力を持った人間が一定の割合で存在する世界。
しかしその能力は、持ち主を悩ませるものである。
増山(田中)はそれまで世話になっていた事務所を離れ、
みずから探偵事務所立ち上げる。それにあたって仲間集めをするのが第1話。

人の役に立てることに生きがいを見いだしたメンバーたち。
試行錯誤しながらも依頼にこたえていく。

依頼事の解決と報告書だけを与えればいい、それ以上のことには関わるな、
と増山から言われてはいるが、
ついつい心情にまで入り込んでしまう高原篤志(浅香)
しかし、そのことで、依頼主たちの再出発に力を貸すことになる。

秋ドラマ「砂の塔」でも感心したが、
ココリコ田中直樹の演技は秀逸だ。

筒井道隆は年取ったな。


いずれのドラマも、
ファンタジーを通して、人間・人生の機微や関係性を深い視点でみつめる。
「リテイク」のほうが芥川賞、「超能力師事務所」のほうが直木賞、
といった分類かな。

続けて最後まで観る予定。


ここからの2タイトルは視聴を早々とあきらめてしまったドラマです。

「東京タラレバ娘」日本テレビ水曜夜10時
吉高由里子/大島優子/榮倉奈々/鈴木亮平/坂口健太郎


ドタバタもしていないし、コメディーでもないのに、
その雰囲気をせいいっぱい醸している。
いや、コメディなのだろう、きっと。

しかも吉高と鈴木とは!「花子とアン」ではないか!
「花子とアン」以来のようやくのテレビドラマ主演の吉高なのに。
またこのコンビ?
さらに上記全員「朝ドラ」!
坂口健太郎は、いや~な感じの役を多く演じているが、
今のところ唯一「とと姉ちゃん」だけは良かった。
たぶん、いや~な感じの役がうまいのだろう。
今回もそれっぽい。
出演者ひとりひとりはいいのに、残念。


「就活家族~きっと、うまくいく~」テレビ朝日木曜夜9時
三浦友和/黒木瞳/工藤阿須賀/前田敦子


あまり気持ちのよいドラマではない。
かなりの社会派ドラマなのだろうけど、漂う雰囲気が昭和な感じがする。
こんなドロドロ感があってこそのドラマ、という人にはいいかもしれない。
工藤阿須賀はいい役者だと感じていたので期待して観たが、残念だった。
工藤が、ではなく、ドラマ全体が。
三浦友和もいまいちな感じがする。
家族全員が就活中、という興味深い設定なのだけれど。

すこしだけ似ている感じなのが「フリーター家を買う」(主演/二宮和也)かな。
あちらもブラックシーンはあったけど、気持ちの良いドラマだったし、
1話目から惹きつけられた。

こちらは、ひとりひとりの心が見えにくいから、気持ち悪いのかな?
見えにくいなら見えにくいんだ、と見せてくれればいいのだれど。それもない。
中途半端な雰囲気。
我慢して観続けるか?
が、2話目はもう観る気が起きなかった。


ドラマを楽しもう



こんにちは。よりみちねこです。

今日は、よりみちねこが大ファンの波瑠主演ドラマをご紹介します。


「お母さん、娘をやめていいですか?」NHK金曜夜10時
波瑠/斉藤由貴/柳楽優弥/寺脇康文/大空眞弓
脚本/井上由美子


波瑠のドラマは欠かさず観るようにしているし、
どんなドラマかな、と楽しみに第1話を迎えた。
そして、昨夜第2話。

興味深い作品。

相互依存に陥っていた母と娘。

これまでは仲良し母娘、十分に幸せだった、ように感じていた。
女子高校で英語教師をしている娘・早瀬美月(波瑠)の頭にはいわゆる十円はげがある。
どうやら、母・顕子(斎藤)の思いを慮って暮らしてきたようだ。
母は、娘を自分の思い通りにしたい。
なので、 娘のストーカーをしている。
デートも尾行。

早瀬家はマイホームを新築中。
その現場監督・松島(柳楽)の登場が刺激となって、
母と娘は、自分自身と互いの関係性に気づいていく。

母には母なりの人生の後悔がある。
それを自分の母・玲子(大空)にいまだに言われ続けている。

父・浩司(寺脇)はリストラ寸前。
父の思いはどこに?

美月も、学校で生徒の扱いに手を焼いている。

これから話は深まっていくのだろうが、
どのような展開になるのか楽しみだ。

「マチベン」「遺産争続」などを手掛けた
井上由美子作品。
「マチベン」も人の心の機微が秀逸に描かれていたと記憶している。

物語はまだ始まったばかり。
よりみち評価は、ドラマが終わってからになりそうだ。


ドラマを楽しもう



 

こんにちは。よりみちねこです。

今日は、ハチャメチャドラマを2つご紹介します。


「大貧乏」フジテレビ日曜夜9時
小雪/伊藤淳史


シングルマザー七草ゆず子(小雪)は、勤務していた人材派遣会社が倒産して
無一文になってしまった。 
同級生で、ずっとゆず子を慕っていた柿原新一(伊藤)は、
ゆず子の会社の倒産の仕方が怪しいと目を付け、
悪事を暴いて社内預金を取り戻そうと持ち掛ける。

ドタバタヒューマンラブコメディーにサスペンスが加わって、
なんだかおもいっきり愉快なドラマだ。

正義感あふれる弁護士・新一は、最近のドラマにありがちな独身男の設定だが、
とくにうんざり感もなく、楽しく観ることはできる。

子どもたちの演出にいささか難があって、
性質と行動に一貫性がないようにみえるところが残念だ。
いや、しかし、子供の無邪気さととんちんかんさを表現しようとしているのか?
それもと、ストーリー展開上のご都合主義?

はたしてお金は取り戻せるのか、に興味があるので、
最後まで観ようと思う。


「スーパーサラリーマン左江内氏」日本テレビ土曜夜9時
堤真一/小泉今日子
原作/藤子・F・不二雄


原作が藤子・F・不二雄だから、
「パーマン」の大人版、なのかな?

あやしい男から「スーパーヒーロー」に任命されて、
困っている人の声が聞こえるようになった左江内英雄(堤)
スーパーマンのような衣装に着替えて、助けにいく。
それを目撃した人たちは、その後、スーパーサラリーマンのことは忘れてしまう。
妻の円子(小泉)は、ぐうたらで恐ろしい。なんでも英雄に命令する。
そして英雄はなんでもやってあげる。

第1話を観た限りでは、
ちょこちょこ事件が起きて、ちょこちょこ助けに行く忙しいドラマで、
一貫したストーリーがないように見えるが、
毎週この調子なのだろうか、
と思ったら、ちょっと気が引ける。

でも、面白いことは面白い。
充分に笑える。

大人から子供までをコンセプトの日本テレビの土曜ドラマ枠ならでは、か。
残念ながら、春からこの枠はなくなるらしいが・・・。

あきるまで続けて観てみよう、と思う。


ドラマを楽しもう




 

こんにちは。よりみちねこです。

今日は2つ、フジテレビのドラマを取り上げます。


「嫌われる勇気」フジテレビ木曜夜10時
香里奈/加藤シゲアキ/椎名桔平


アドラー心理学を易しく解くベストセラー「嫌われる勇気」(岸見・古賀著/ダイヤモンド社)
を原案とした刑事ドラマ。

なかなか面白い試みだと思う。

もともとアドラー的思考パターンを持っている刑事・蘭子(香里奈)が、
個性的な捜査で事件を解決していく。
部下の青山(加藤)の疑問や戸惑い、
さらに捜査協力をしている心理学者・大文字(椎名) とのやりとりを通して、
アドラー心理学の真髄にせまっていく。

嫌われる勇気とは幸せになる勇気。
人は、嫌われないようにして自分を抑え込んで生きているものだ。
変えたいと思いながらも変えられないのは、変わらないことを自ら選択しているから。
それはそのほうが「楽」だから。
確かにその通り。
意見したり、みんなが好きと言っているのに嫌いと言ったりすると、
面倒なことになる。
たったひとつのルールを変えることだって、かなりの労力がいる。
政治などはたぶん、とくにそうだ。日本人には多い。

自己啓発本のほとんどすべてに、「自分の人生を生きろ」と書いてある。
まさにそれだ。

あなたのために生きているわけではない。
人がどう感じるかは私とは関係のないこと。
蘭子はそう言う。
その通りだとよりみちねこも思う。

しかしこれらは、本気で「勇気の原理」であって、
「愛の原理」とはいささか違うように感じる。
ゆえに、よりみちねこはアドラーが好きではない。
よりみちねこはユング派。
アドラーとフロイトは苦手だ。
ここはドラマ評なので、これ以上は書かない。

第2話での、殺人の目的についての解説も、
いささか違和感があった。
でも、面白い。
考える力が養われる。

主人公が幼い頃のトラウマを持っているところは、
2016年夏ドラマ「ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(主演/波瑠)
と重なるところがある。

続けて観ようと思う。



「嘘の戦争」フジテレビ火曜夜9時
草彅剛/藤木直人/大杉漣

30年前、主人公・一ノ瀬(草彅)が目の前で家族全員を殺された。
その事実を隠蔽され、ひとり生き残った一ノ瀬が、犯人を捜し、復讐を企てる。

「アリスの棘」(主演/上野樹里)を思い出した。
これもやはり父親を殺されたことへの復讐を着々と実行していくドラマだった。

草彅の迫真の演技が切羽詰るが、
草彅には「いいひと」が似合っているように、よりみち的には感じる。
しかし、このようなあくの強い役をこなせてこそ、役者の実力発揮、ということだろう。

一ノ瀬は詐欺師なのだが、
その詐欺の手法にいささか無理もあるような感じも受ける。
そこは「ドラマ」か。

復讐のターゲット仁科家のなかでも、長男・晃(安田顕)長女・楓(山本美月)
お人好しキャラのようだから最後は助けてあげてほしいな、
というのが、いち視聴者、いや、よりみち目線。

これで最後、味方で善人キャラの児童養護施設経営者・三瓶守(大杉)が、
実は事件の背後にいた、なんて結末だったら、
まさに「アリスの棘」だ。

サスペンスとしても、内容的にも、それほど面白くはないが、
最後まで見届けようと思う。


ドラマを楽しもう

 

こんにちは。よりみちねこです。

いよいよ、冬ドラマが始まったね。

第一話、ほぼ見渡した。

今のところ、
「カルテット」がいい。

「カルテット」TBS火曜夜10時
松たか子/満島ひかり/高橋一生/松田龍平
脚本・坂元裕二


4人のアマチュア音楽家が出会って、
「カルテット・ドーナツホール」という名の弦楽四重奏楽団を結成。
松たか子演ずる巻真紀の夫の失踪疑惑というサスペンスも入っている。

仕組まれた出会いと、4人それぞれが抱える人生。
軽井沢の別荘で合宿生活を始める4人。
夢は大ホールでの演奏。

プラトン的対話を思わせる、
最初の「唐揚げ争論」。
そこには、人それぞれの価値観とそれを知ることの意義が、
言い争いのなかからあぶりだされてくる。
唐揚げにレモンをかけるかけない論議は、
のちの、真紀と夫の愛情問題の伏線となっている。

さらに、4人が出会った似非「余命9か月のピアニスト」ベンジャミン(第一話ゲストイッセー尾形)。
彼のウソを暴いて自分たちの演奏出演をライブレストラン「ノクターン」に獲得した真紀。
そのことで4人は思いをぶつけ合う。

思いやりなのか同情なのか。
余命9か月はついていいウソなのか。 
だからって誰も助けてあげることはできない。

ここでの真紀のセリフは圧巻だ。
「思いやりじゃないですよね。あの人に未来の自分たちを見たからですよね。
私たち、アリとキリギリスのキリギリスじゃないですか。
音楽で食べていきたいっていうけど、もう答えでてると思うんですよね。
私たち、好きなことで生きていける人にはなれなかったんです。
仕事にできなかった人は決めなきゃいけないと思うんです。
趣味にするのか、それでもまだ夢にするのか。
趣味にできたアリは幸せだけど、夢にしちゃったキリギリスは泥沼で、
ベンジャミンさんは夢の沼に沈んだキリギリスだったから、嘘つくしかなかった。
そしたらこっちだって奪い取るしかなかったんじゃないんですか」



「夫婦って別れられる家族」

という真紀。そしてまさかの坂の話をする。
「人生にはまさかのことが起こるし、起きちゃったことはもとにはもどらない。レモンかけちゃった唐揚げみたいに」
これも名言だ。

ドラマ冒頭でのスーパーマーケットでの演奏は「ドラゴンクエスト」。
4人のパーティーの冒険が始まるファンファーレか?

そして第一話終盤、ライブレストランでの初演奏曲「モルダウ」が、悲しげに響く。

煌めくセリフが散りばめられているドラマ。
さすが「問題のあるレストラン」坂元裕二脚本だ、と思わせる。
よりみち的には「いつ恋」はボツだったけれど。

ストーリー展開も、秀逸。
最近のドラマは、文字での説明が目立つが、
このドラマにそれはない。
場面展開の自然の流れのなかで、関係性や状況が視聴者に知らされていく。
子供には難しいかな。大人のドラマといえるだろう。
ていねいに作り込まれている、と感じる。

先の展開に期待する。


ドラマを楽しもう



あけましておめでとうございます。
よりみちねこです。

今年もよろしくお願いいたします。

新年、いかがお過ごしですか?
「相棒」スペシャルなど楽しまれたでしょうか?

2017年最初のよりみちドラマ評を書かせていただきました。


「富士ファミリー」
NHK
薬師丸ひろ子/片桐はいり/小泉今日子
脚本/木皿泉


昨年に引き続き、NHK新春ドラマスペシャル。

 出演者は、
「すいか」「Q10」(日本テレビ)「昨夜のカレー、明日のパン」(NHK)
の面々。
富士ファミリーならぬ木皿ファミリーとも言えようか。

芥川賞作家の羽田圭介がドラマデビューという異色配役。
羽田ファンである木皿サイドからのオファーらしい。
最近死んだ幽霊役。先輩幽霊のナスミ(小泉)とのやりとりが興味深い。

やっぱりいいなぁ、木皿ワールド。
昨年の「逃げるは恥だが役に立つ」「校閲ガール」ほどの刺激はないが、
88分のなかに、ぎゅっと物語と名言がつまっている。

今回の予言は、
鷹子(薬師丸)の昔の友人、キティ・トーヤマこと遠山霧子(YOU)という予言者の予言。
彼女が世界を変える100人に選ばれたという雑誌を目にし、昔の日記を取り出す鷹子。
「2016年12月31日、小国鷹子は人生を終える」と言われたと書いてあった。
百発百中の予言者。

ドラマを流れるキーワードは「ともだち」「信じる」「生まれ変わり」。

ばあちゃん(片桐)の前にナスミが現れそろそろ生まれ変わろうかなと言う。
じゃあ、会った時分かるようにと合言葉を決める、それが「おはぎちょうだい」

住み込みのアルバイトぷりお(東出昌大)も訳あり。
研究者だったが、教授の論文データ改ざんで、研究室は解体。

信じるってどういうことか?
何をどう信じるのか。

占い師の言葉を信じ切るのか?
百発百中なんてこの世にあるのか?
地べたにいる鷹子より飛行機に乗って出張にいく自分のほうが死ぬリスクは高い、と言う鷹子の夫(高橋克実)
世界の100人なんて、顔も見たことないヤツが決めたんだろう、と。

みんながそうしてる、みんながそう言ってる、みんなが決めた・・・、
どこのみんな、だろう。
幼稚園、学校、会社、世間・・・。
そんな疑問を投げかけてくる物語前半。

そんなもの信じる必要はない。
ちゃんとしたデータはあるのか?
何百年も信じられてきたことが新しい発見でひっくりかえることがある。
そもそも正しいとは何か?
と力説するぷりお。
しかし、そう言いながら、自分は教授を信じ続けたいんだ、と気づく。

新米幽霊(羽田)は大荷物を抱えて歩いている。
死んじゃうとたいていのものはいらなくなる、というナスミ。
全部捨てないと生まれ変われない。
自分で捨てるって苦しいよね。
一番苦しいのは・・・。

おまえなんか死んでしまえ、ならぬ
おまえなんかはやく生まれてしまえ~。
ナスミが新米幽霊に叫ぶ。


ナスミの遺影の前にいる孫。
人は何回もやり直せるんだよ
とばあちゃん。
新品の人間になれる魔法の言葉「おはぎちょうだい」
を孫に教えるばあちゃん。
どうせ私の言うことなんか信じないだろうと言うばあちゃんに、
「信じるよ」という孫。
これはばあちゃんにとっての魔法の言葉だった。


生まれて初めって買ったカメラを捨てられない新米幽霊。
「写真家だったんです。
なんにも成し遂げずに中途半端なまま死んでしまって、
ほんとにいいのかな、と」
「べつにいいんじゃない。
どこで死んだって、きっとその人にとっては中途半端なのよ。
だからどんな人生も全て正解よ」

とナスミに言われ、カメラを捨てて生まれ変わる新米幽霊。

ナスミが捨てられないものは「名札」。
これがすごい。
「すいかぐみ おぐになすみ」と書いてある。
「すいか」だって。
やりすぎ?
余談だけど、「すいか」は本当に名作ドラマだった。
小泉今日子は3億円を横領して逃げている信用金庫の行員役。
主演は小林聡美。片桐はいりは刑事。


最後、鷹子は世界的予言者遠山と再会。
34年前のあの予言はうそだった、と告白される。
いじわるだけで言ってしまった。呪いをかけてしまった、と。
遠山霧子と遊んじゃいけないと鷹子は母から言われていた、それを妹がうっかり言ってしまって・・・。
明るい顔だったけど、傷付いていたんだ。


必要だと思ってくれる人ができるとどんな呪いも解ける。
と確認し合う二人。


「呪い」。
「信じる」ことは「呪い」にもつながる。
それは、人から押し付けられた価値観かもしれないし、
「みんなが言ってる」「みんながやってる」かもしれない。
「有名な人が言ってるから」は疑わなかったりする。
自分で勝手に呪いをかけていることもある。
「何を信じるか」が、大事だ。
おなじかけるなら、
「呪い」ではなく「幸せの魔法」
にしたいものだ。

2016年冬期のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のなかでも
「呪い」は語られていた。
性別、年齢、仕事、生活などなどに対する
「思い込み」や「つくられた価値観」。

呪いを解いて生まれ変わろう。
それはほんのちょっとした出来事に気づくことだ。


「おはぎちょうだい」って言う人は、
みんな生まれ変わった人なんだよ。



ナスミはまだこちらにそのまま居残るようだ。



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