こんにちは。よりみちねこです。

いよいよ秋ドラマが始まっているけれど、
2話くらいまで鑑賞してから書くね。
今日は、スペシャルドラマ。


「かもしれない女優たち」
フジテレビ
2016年10月10日放送
脚本 バカリズム
広末涼子/斉藤由貴/井川遥/藤木直人


面白かった。
愉快だった。
思わずニヤニヤしてしまう。
最後は爆笑だった。

バカリズムといえば、深夜ドラマもやってるみたいだけど、
そちらは見ていない。
3月に、4夜連続でのオムニバスドラマがあった。
「桜坂近辺物語」
同じ時間帯、ほぼ同じ場所で起きた4つの物語が描かれている。
微妙にそれらは重なっている。
人の出来事って、どっかでつながっていて、そして、少なからず影響を与え合っているものだな、
と感じさせるドラマでもあった。
ストーリーとしては今ひとつの感があった。

「かもしれない女優たち」
録画で観た。期待は少なめで。
それがよかったのか、期待以上だった。
広末、斉藤、井川が、本人で登場。
しかし、状況は違う。
本人たちの女優としての大ブレイクだったきっかけの仕事を、
「しなかった」という前提での「現在」。
つまり、昔ちょっと売れた女優、今はぱっとしない3人。
その3人に接点があって、それぞれが影響し合って、幸せをつかんでいく。

なんだかんだ言って、バカリズム脚本。
いわゆる「コント」なんだよね。

途中途中でちょこっと出てくるリリーフランキーのシーンとかがどんなスパイスになっているのか、
そこは理解できなったが。

最後は、バカバカしすぎる大団円で、
思わず大笑いしてしまった。
機会があれば、観てください。

ラストシーンまでは、成功せずにくすぶっている心の声がたくさん登場。
これがまた愉快。クスクスと笑ってしまう。
ネガティブもこんな感じでユーモアで捉えていけばいいのかな。
でも、この登場人物たちも、それなりに深い悩みだったりするのだろうが。

いや、ポジティブ系成功哲学では「つぶやくな」とか「マイナスの気持ちを持つな」とか言われてきたけど、
こういった心の声は、これでいいんじゃないか、と思うな。
最近そう考えていたよりみちねこだけれど、
このドラマを観て、ますますその考えが強くなった。
「何がイヤなのか」が分からなければ、「どうしたいのか」が見えてこないからね。

なによりも、
「正直」ってのが一番大事だと思う。

「正直に素直に」生きることが「良い知らせ」に結びつくのかもね。


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