こんにちは。よりみちねこです。

昨夜「逃げ恥」も終わったけど、まだ観てないので、
来週書きます。


「砂の塔~知りすぎた隣人~」
菅野美穂/松嶋菜々子


とりあえず、最後まで観た。
サスペンスなので、観ることができた、とも言える。
犯人だれ?と。

そして、犯人があまりに意外な人だった、
という意味でどんでん返しは成功している。

最終回でいっきにそこへなだれ込んだ。

一貫して流れるテーマは、親と子。
身勝手な親。
そして親の子への愛。
そして最後、子の親への愛。
どんなに乱暴に扱われても、子供は親を慕うもの。
だからこそ・・・。

砂の塔(超高層マンション)の住人たちのプライドと、
二人の女性(菅野・松島)と犯人である男性の三者三様の愛の形を通して、
ある意味壮絶な親子のドラマだった。

そこに高層マンション住人たちのおきまりの極度ないじめもからんでいた。
が、これって、ここまで必要だったのかな、と思わないでもない。
このラストだと、「砂の塔」はあまり関係ないような印象もある。
「知りすぎた隣人」の「隣人」は、その通りなのだろうが(ご覧ください)。

ドラマのなかで学者のつくった心を病んだ人を癒すための曲、
というのがある。
それが劇伴として要所要所で流れる。
犯人逮捕の手がかりにもなるのだが、
確かにその曲、ちょっと特別な波動を持っている。

昔NHKで放送していた「なぞの転校生」。
そのオープニングテーマ曲。
ドラマなかで異星人が口笛で吹いたり、ピアノで弾いたりする。
そのメロディーとちょっと似ているな、と感じた。
曲調も波動も。 
このことを書きたいためにこのドラマ評を書きました、
と言っても過言ではない。


ドラマを楽しもう